市指定文化財 他
市指定文化財
中原生品神社境内の敷石住居跡(藪塚町2141)
中原生品神社境内付近で確認された床に石を敷いた住居跡です。出土した土器から縄文時代中期末?後期初頭(約3,000年前)と推定されています。大きさは東西最大幅2.5m、南北最大幅3.3mです。住居の中央に炉、入口に火を使った形 跡のない「炉状の石組み」を持ちます。保存のため南へ34m移設しましたが、出土したときと同じ高さで復元しています。
(市指定文化財)
牛之塔(藪塚町)
鎌倉時代初期の宝篋印塔で、牛之塔の名で呼ばれています。伝承では、京都から阿弥陀如来像を崇禅寺(桐生市)へ運ぶ途中に牛車の牛が死んだので、牛の供養のために塔を建てたとあります。江戸時代初期の古絵地図でもその存在を確認することができます。
(市指定文化財)
大光院(金山町37-8)
徳川家康が、始祖と仰ぐ新田義重を弔うために、慶長18年(1613)に建立した寺で、開山には「子育て呑竜」として名高い呑竜上人が迎えられました。今も「呑竜様」として、多くの人々から親しまれています。
(市指定文化財)
木崎宿の色地蔵(新田木崎町1603-1)
木崎宿は、江戸時代、日光例幣使道の宿場として栄えました。色地蔵は、江戸時代中ごろ(1750年)、宿場の一角に子どもたちの成長を願って建てられました。その後、宿場で働く女性たちに信仰され、色地蔵と呼ばれるようになりました。八木節の元唄といわれる木崎音頭にも唄われています。
(市指定文化財)