県指定文化財
県指定文化財
- 太田市の文化財(太田市のウェブサイトへリンク)
- 市内指定文化財等一覧PDF(09.05.20)28KB
重要文化財
曹源寺[さざえ堂](太田)
所在地:太田市東今泉町165
所有者:曹源寺
新田氏の祖新田義重が、養姫の祥寿姫の菩提を弔うため、文治3年(1187)に祥寿院を建立、のち、横瀬氏によって再興され、曹源寺と改号されました。現在の本堂(国重要文化財)は、寛政5年(1793)に建てられ、さざえの貝殻に似たらせん構造をもつため、さざえ堂と呼ばれています。
重要無形民俗文化
史跡
二ツ山古墳 1号墳・2号墳
所在地:1号墳(太田市新田天良町167-85-乙)
2号墳(太田市新田天良町167-172-乙)
所有者:太田市
古墳時代後期に造られた2基の前方後円墳です。1号墳は全長74m、2号墳は全長45mで、1号墳は後期の古墳としては東毛地区で最も大きい古墳の一つです。いずれも横穴式石室が造られています。
西山古墳(薮塚)
所在地:太田市藪塚町3519-1
所有者:太田市
6世紀後半に造られた前方後円墳です。藪塚町北東部に集中する古墳の、中心的な存在と想定されています。全長34mで、横穴式石室をもちます。葺石はありませんが、埴輪が確認されています。
北山古墳(薮塚)
所在地:太田市藪塚町3442-1
所有者:太田市
7世紀後半に造られた山寄せ形の円墳で、県内における古墳時代後期の代表的な古墳です。
横穴式石室は、両袖形で、截石切組積、奥壁には漆喰を塗った跡があります。
鶴山古墳(太田)
所在地:太田市鳥山上町2140ほか
所有者:個人
鳥之郷地区、金山丘陵の西側に広がる大間々扇状地末端の低台地上に築かれた前方後円墳で、主軸全長102m、築造時期は5世紀後半頃と推定されます。
昭和23年に発掘調査が行われ、石槨内からは、甲冑等の鉄製品及び刀子、鎌、斧の石製模造品が多量に出土しています。
塚廻り古墳群第4号古墳
所在地:太田市龍舞町3089-2ほか
所有者:太田市
この古墳群は、現在7基の古墳が確認されており、たくさんの埴輪(国重要文化財)が出土しています。第4号古墳は帆立貝形古墳で、長さ22.5mと比較的小型ですが、約300体のさまざまな形の埴輪が出土しました。現在、この古墳は復元されて埴輪のレプリカが立てられ、古墳公園として整備されています。
朝子塚古墳(太田)
所在地:太田市牛沢町1110-2
所有者:牛沢神社ほか
太田市南部の低台地に4世紀末から5世紀初頭頃、築造された前方後円墳で墳丘の全長123.5m、後円部直径62m、同高さ6.8mです。
墳丘には川原石による葺石で全面が覆われ、周堀は墳丘に沿い一周しています。西方約1.5kmにある石田川遺跡との関連も考えられます。
中溝・深町遺跡(新田)
所在地:太田市新田小金井町320-3
所有者:太田市
発掘調査で、古墳時代前期の大規模な堀立柱建物跡、区画溝、石組み井戸などが発見されました。
豪族が住んでいた館の跡か、あるいは祭祀を行った場所であったと考えられ、現在は、「小金井史跡公園」として整備され、柱や井戸の跡が復元されています。